配信マイクおすすめ4選|ゲーム実況・歌・USB接続で選ぶ

配信マイクおすすめ4選|ゲーム実況・歌・USB接続で選ぶ

配信用マイクは、音量調整を任せたいならShure MV6、歌や宅録にも使いたいならAT2020USB-X、ゲーム中の操作音が気になるならAT2040USB、将来XLR接続も使いたいならShure MV7+が候補です。まずは「何を配信するか」と「どこにつなぐか」で分けると選びやすくなります。

こんにちは、おとじたくの案内役、おとです。私はマイクを選ぶとき、本体の機能と一緒に、机への置き方や追加する機材も見ておきたいと考えています。この記事ではPCでの配信を中心に、4機種の使い分けと、購入前に整理したい条件を紹介します。

この記事のポイント
  • 配信スタイルで選ぶおすすめ4機種
  • USBとXLRの接続・追加機材の違い
  • 環境音と操作性に合わせた機能比較
  • スタンドを含めた総予算の考え方
目次
おすすめ候補接続選ぶ決め手向いている希望
Shure MV6USB-Cオートレベル、リアルタイムデノイザー音量調整を任せてゲーム実況や雑談を始めたい
AT2020USB-XUSB Type-Cコンデンサー型、直接モニター、本体のミックス調整配信と歌・宅録を兼ねたい
AT2040USBUSB Type-Cダイナミック型、狭い指向特性、内蔵ショックマウント操作音のある環境で自分の声を中心に拾いたい
Shure MV7+USB-C/XLR接続の使い分け、USB側の音声処理今はPC直結、将来はミキサーも使いたい

MV7+のXLR音声にはソフトウェア設定が反映されません。USB接続時と同じ音声処理をXLRでも使える、という意味ではありません。

音量調整を任せて始めるならShure MV6

音量調整を任せて始めるならShure MV6

ゲーム実況や雑談を始める人で、声の大きさの調整に迷いそうなら、MV6を第一候補にしてみてください。オートレベルモードがマイクとの距離や音量に応じてゲインを調整します。自分で調整する項目を減らしたい人にとって、この自動調整は選ぶ理由になります。

周囲の不要な音に対してはリアルタイムデノイザー、発声時の耳障りな破裂音に対してはデジタルポップフィルターを搭載しています。また、ダイナミックカートリッジと後方からの音を抑える設計を組み合わせ、声に焦点を合わせる構成です。環境音への対策と音量の自動調整を、一つのマイクにまとめたい人に合う候補でしょう。

本体にはタップミュートボタンがあり、必要なときに音声を止められます。3.5mm出力にはヘッドホンを接続でき、リアルタイムで音を聞くための設定はMOTIV Mixアプリで行えます。声の調整だけでなく、配信中に触る操作や、自分の音を聞く機能まで揃っている点が特徴です。

同梱品にはUSB-C同士をつなぐ1mのケーブルとデスクトップスタンドが含まれます。PC側にUSB-C端子があり、付属ケーブルが届く位置に置けるなら、接続と設置の準備をまとめやすい構成です。MV6を選ぶ軸は、自動調整と付属品を含めた始めやすさ。

将来のXLR接続まで考えている人は、後述するMV7+と比較すると判断しやすくなります。

歌や宅録も兼ねるならAT2020USB-X

雑談だけでなく、歌の収録やナレーションにも使いたいなら、AT2020USB-Xが候補です。オーディオテクニカが動画配信、宅録、ナレーションなどに向けて設計したコンデンサー型のUSBマイクで、別体のオーディオインターフェースを用意せずに接続できます。公式製品ページでも対象モデルを確認できます。

コンデンサーマイクは、メーカーの解説では感度が高く、繊細な音まで収録できるタイプとされています。音を収録する環境が整っていて、声の細かな表現を拾うことを重視するなら検討しやすい選択です。ただし、歌なら必ずコンデンサー型が最適というわけではありません。

声の質や周囲の環境によっては、ダイナミック型が向く場合もあります。

使い勝手では、入力音声を遅延なく直接聞けるヘッドホン出力が便利です。本体のダイヤルでマイクの音とPC音源のバランスを調整でき、ヘッドホンの音量も調節できます。自分の声を聞きながら収録したい人や、PCから流れる音との聞こえ方を手元で調整したい人に向く構成です。

ミュートはタッチセンサーで操作でき、専用スタンドも付属します。私なら、USBで接続を簡単にしつつ、声の収録と本体でのモニター調整を重視する場合に選びます。キーボードなどの操作音があるゲーム実況を中心に考えているなら、次のAT2040USBとの違いを見てから決めるとよいでしょう。

ゲーム操作音が気になるならAT2040USB

ゲーム操作音が気になるならAT2040USB

キーボードやマウスを使いながら配信するなら、AT2040USBを候補に入れてください。オーディオテクニカは、ゲーム実況では余計な操作音を入れないためにダイナミックマイクを選ぶ考え方を示し、このモデルをすすめています。USB接続の手軽さを保ちながら、自分の声を中心に収音したい人向けです。

特徴は、通常の単一指向性よりも指向特性が狭いハイパーカーディオイドと、ダイナミック型のマイクユニットです。メーカーは、環境によるノイズを抑えつつ声を捉える設計と説明しています。さらにポップフィルターとショックマウントを本体に内蔵し、息や振動への対策も備えています。

AT2020USB-Xと同様に、ヘッドホンで遅延なく入力音声を聞く機能、マイク音とPC音源のバランス調整、ヘッドホン音量調整を搭載します。タッチ式ミュートと状態を示すインジケーターもあり、音を拾う方式だけでなく、配信中の操作も考えた構成です。

公式製品ページでは、AT2040USBという型番を目印にしてください。

選ぶときは口元への置き方もセットで考えましょう。メーカーはゲーム実況用途で、マイクアームを使って口元に近づけて固定する方法をすすめています。MV6の自動音量調整やデジタル処理を重視するか、AT2040USBの指向特性、内蔵の振動対策、本体ダイヤルを重視するかが比較の分かれ目です。

「ゲーム用」という言葉だけで決めず、欲しい機能まで絞ると選びやすくなります。

将来のXLR接続も考えるならShure MV7+

今はUSBでPCにつなぎ、将来はミキサーやオーディオインターフェースも使いたい。そんな人にはMV7+が候補です。USB-CとXLRの両出力を備えるダイナミックマイクなので、接続先に合わせて使い分けられます。拡張する予定が具体的にあるなら、この二つの出力が選ぶ理由になります。

USBで使う機能には、距離や音量、空間の検知に基づくオートレベル調整、リアルタイムデノイザー、デジタルポップフィルターがあります。MOTIV Mixでは音の設定を調整でき、自動レベルモードのほか、マニュアルモードでゲインなどを細かく設定することも可能です。

自動調整から始め、慣れたら設定を詰めていきたい人にも合う構成です。

接続を変えると、使える音声処理の条件も変わります。 日本語ユーザーガイドでは、XLR音声はソフトウェア設定の影響を受けないと明記されています。USBで設定したノイズ処理や音の調整を、そのままXLR出力にも引き継げると考えて購入しないことが大切です。

USBで内蔵機能を使う用途と、XLRで外部機材につなぐ用途を分けて考えましょう。

LEDタッチパネルは音声レベルの表示に使え、タップでミュートもできます。3.5mmヘッドホン端子によるリアルタイムモニターも搭載します。一方、スタンドの同梱については公式ページ内に「なし」の選択表示と、スタンドを含む同梱品欄が併存しています。

購入するセットの型番と内容を照合し、設置まで含めた金額で比較してください。

配信マイクのおすすめを絞る4つの選び方

USBかXLRかは、つなぐ機材から決める

初めてPCで配信し、まだ音響機材を持っていないなら、まずUSB接続を検討すると準備を整理しやすくなります。USBマイクはPCへの接続が簡単で、別体のオーディオインターフェースを用意せずに使える構成です。たとえばAT2020USB-Xは、メーカーもインターフェース不要のUSB接続として案内しています。

一方、一般的なXLRマイクをPCへ接続する構成では、オーディオインターフェース、またはその機能を持つミキサーを使います。MV7+も、XLR出力はミキサーやインターフェースにつなぐものとして説明されています。すでに接続先を持っている人と、これから一式揃える人では、必要な買い物が変わります。

楽器用など複数のマイクを使い分ける予定があるなら、接続方式を揃える視点もあります。オーディオテクニカは、USBとXLRのマイクが混在すると接続をまとめにくくなる場合があると説明しています。

自分の声を一つのマイクで届けたいのか、楽器なども含めた構成にしたいのかを先に決めると、端子選びに理由が生まれます。

今回の4機種で迷うなら、PC直結を続ける予定ではUSBでの機能を比較し、XLRの接続先も使う予定ならMV7+を検討する順序がおすすめです。MV6の付属ケーブルはUSB-C同士なので、PC側の端子も購入前の確認項目に入れましょう。

マイク側の端子名だけで、手元のPCにそのままつながると判断しないことがポイントです。

マイクの方式と指向性を、部屋の音に合わせる

マイクの方式と指向性を、部屋の音に合わせる

マイクの方式で迷ったら、歌か会話かだけでなく、周囲で何の音が鳴るかを考えてみてください。メーカーの解説では、コンデンサー型は繊細な音の収録に向き、ダイナミック型はマイク近くの音を収録する用途に向くとされています。

環境が整った歌の収録ではコンデンサー型が有力ですが、声や環境によってはダイナミック型が向くこともあります。

あわせて見たいのが、どの方向の音を拾いやすいかという指向性です。単一指向性は前からの音に対する感度が高く、後ろからの音は拾いにくい特性です。AT2020USB-Xは単一指向性、AT2040USBはさらに指向特性の狭いハイパーカーディオイドを採用しています。

方式名と指向性を組み合わせて比べると、声を中心に拾うための設計が見えてきます。

また、「ノイズ対策」という一言でも、対象は異なります。MV6のリアルタイムデノイザーは不要な背景音を処理する機能で、デジタルポップフィルターは破裂音への対策です。AT2040USBの内蔵ショックマウントは振動を抑えるためのもの。

気になる音が周囲の音なのか、息なのか、振動なのかで、重視する機能を分けましょう。

選び方としては、操作音のあるゲーム実況ならAT2040USB、音量の自動調整と背景音の処理をまとめたいならMV6、収録環境を整えて歌や声の表現を拾いたいならAT2020USB-Xが候補です。

ノイズを抑える機能の搭載を、あらゆる生活音が消える保証として受け取らず、自分が困っている音に対応する機能を選ぶのが現実的です。

ミュート・入力音量・モニターを分けて比べる

配信中の使いやすさを比べるなら、音を止めるミュート、マイクの入力音量を調整するゲイン、自分が聞くヘッドホン音量を分けて見ましょう。特にヘッドホンのボリュームは、マイク本体の入力音量を変えるものではありません。

「つまみがあるから声の入力音量も手元で変えられる」と決めつけず、何を操作するつまみなのかを見ることが大切です。

操作したいこと比較する機能今回の候補での例
必要なときに声を止める本体ミュート4機種ともタッチ/タップ操作を搭載
声の入力レベルを任せるオートレベルMV6、MV7+のUSB側の機能
自分の声を直接聞くヘッドホンモニター4機種とも搭載
マイク音とPC音源の聞こえ方を調整するミックスコントロールAT2020USB-X、AT2040USBは本体ダイヤルで調整

たとえば、音声を自分の耳で聞きながら本体ダイヤルを操作したいなら、AT2020USB-XとAT2040USBが比較しやすい候補です。

どちらも入力音声を遅延なく直接モニターでき、マイク音とPC音源のバランスを調整できます。

一方、声の入力レベルを自動で整えることを優先するなら、MV6やMV7+のオートレベルに注目します。

アプリで調整することに抵抗がないかも判断材料です。MV6はMOTIV Mixで音声処理を微調整でき、MV7+もアプリで各種設定を行えます。手元で頻繁に変えたい操作と、アプリで設定したい項目を分けて考えると、多機能かどうか以上に、自分に合う操作方法で選べます。

予算はスタンドと接続機材まで含めて考える

予算はスタンドと接続機材まで含めて考える

予算を決めるときは、本体価格に加えて「接続する」「置く」「自分の音を聞く」ために何が必要かを書き出しましょう。USB接続なら別体のインターフェースを省ける構成が選べますが、XLRをPCへ接続するならインターフェースなども含めて考えます。

本体だけの価格差より、自分の環境で使い始めるまでの総額が判断の基準です。

設置用品では、MV6はデスクトップスタンドとUSB-Cケーブルが同梱され、AT2020USB-Xにも専用スタンドが付属します。卓上に置いて始めたい人には、この付属品が比較材料になります。

一方、AT2040USBでメーカーがすすめる口元へのアーム設置を選ぶなら、アームを含めた予算を確保する考え方になります。

MV7+は、商品名だけでスタンドの有無を判断せず、購入するセットの明細を優先してください。公式ページ内でもスタンドの選択表示と同梱品欄が一致していないため、一律に付属するとは言い切れません。すでに設置用品を持っている人も、これから揃える人も、カートに入れる型番と内容が判断の分かれ目です。

最後に迷ったら、今の配信で必要な機能に戻りましょう。自動調整と卓上での始めやすさならMV6、歌・宅録と本体モニター操作ならAT2020USB-X、操作音のあるゲーム実況ならAT2040USB、外部機材への接続も予定しているならMV7+です。

私なら、将来使うかもしれない機能を増やす前に、今困っていることと設置方法が合う一台を選びます。

配信マイクのおすすめと選び方のまとめ

この記事のまとめです。

  • 音量の自動調整を任せてゲーム実況や雑談を始めるならMV6が候補です。
  • 歌や宅録も兼ね、USB接続と直接モニターを重視するならAT2020USB-Xが候補です。
  • 操作音のあるゲーム実況には、狭い指向特性を持つAT2040USBを検討できます。
  • USBとXLRを使い分ける予定があるならMV7+が候補です。
  • MV7+のXLR音声にはソフトウェア設定が反映されません。
  • PC直結のUSB構成と、インターフェースなどを使うXLR構成では必要機材が変わります。
  • マイクの方式と指向性は、歌や会話の用途に加えて周囲の音も考えて選びます。
  • 背景音、破裂音、振動では、重視するノイズ対策の機能が異なります。
  • 入力音量とヘッドホン音量を区別し、本体とアプリのどちらで操作したいかを比べます。
  • 本体だけでなく、接続機材と設置用品を含めた総額で比較し、MV7+は購入セットのスタンド有無を照合します。
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この記事を書いた人

音の道具が好きで、買い物には少し慎重。マイクやイヤホン選びを、予算・接続・置き場所から一緒に考えます。家で聴く・録る時間を心地よくするヒントをお届けします。

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