安いヘッドホンおすすめ4選|2,000円台から有線・ワイヤレスを選ぶ

安いヘッドホンおすすめ4選|2,000円台から有線・ワイヤレスを選ぶ

安いヘッドホンを選ぶなら、まず「音を聴くための有線モデル」「ケーブルを気にせず使うワイヤレス」「周囲の騒音を抑える機能付き」のどれが必要かを決めましょう。

価格を抑えたいならソニーのMDR-ZX110、自宅のテレビ用ならJVCのHA-RZ510、ワイヤレスならSoundcore H30i、ノイズキャンセリングも欲しいならSoundcore Q20iが候補です。

私は、価格の次に「何につなぐか」と「どこで使うか」を見たいと思います。たとえば、有線でも聴けるワイヤレスヘッドホンが、そのまま有線の通話用になるとは限りません。この記事では、1万円以内を中心に探している方へ、4機種の価格と用途、購入前に押さえたい条件を紹介します。

この記事のポイント
  • 2,000円台から選べる購入候補4機種
  • 有線・ワイヤレスと接続機器の合わせ方
  • 音質と装着感を比べる着眼点
  • 通話・ノイズキャンセリングの利用条件
目次

安いヘッドホンの選び方|予算・接続・音の好みを整理

いくらで買える?予算と用途で4機種を比較

いくらで買える?予算と用途で4機種を比較

今回紹介する候補は、メーカー直販の表示価格で2,420〜6,990円です。3,000円以内ならMDR-ZX110、4,000円以内なら延長コード付きのHA-RZ510が入ります。ワイヤレスのH30iは5,490円なので、予算を5,000円までと決めている場合は少し超える点に注意しましょう。

製品直販の表示価格・税込接続重さ選ぶ目安
ソニー MDR-ZX1102,420円有線約120g・コード除く支出を抑え、折りたたんで持ち歩きたい
JVC HA-RZ5103,850円有線194g・コード除くテレビなど、接続機器から離れて聴きたい
Anker Soundcore H30i5,490円Bluetooth・AUX約183gワイヤレスと長時間再生を重視したい
Anker Soundcore Q20i6,990円Bluetooth・AUX約246gノイズキャンセリングも使いたい

価格は2026年10月26日に確認した各メーカー直販ページの本体表示額です。送料やクーポン、ポイント還元を差し引いた金額ではありません。店をまたいで比べる際は、支払額とポイント還元を分けて見てください。

ソニーとJVCの有線2機種はオープン価格で、表の金額がメーカー希望小売価格という意味でもありません。

予算を上げるか迷ったら、追加で欲しい機能を一つ挙げてみましょう。テレビまで届くコードが必要ならHA-RZ510、無線接続が必要ならH30i、騒音対策も欲しいならQ20i、という分け方です。必要な機能が決まると、価格だけを追いかけずに候補を絞れます。

有線とワイヤレスは、つなぐ機器と使う場所で選ぶ

机の上の機器やテレビへケーブルでつなぐなら、有線2機種を先に検討できます。MDR-ZX110の入力はL型ステレオミニプラグ、HA-RZ510は直径3.5mmのステレオミニプラグです。スマホやパソコン用に買う場合も、最初に接続先の音声出力端子とプラグが合うかを見ておきましょう。

有線ではコードの長さにも違いがあります。MDR-ZX110は約1.2m、HA-RZ510は1.2mのコードに加えて2.3mの延長コードが付属。テレビと座る場所が離れているなら、HA-RZ510の付属品が選ぶ理由になります。一方、机の近くで聴くだけなら、必ずしも延長コードを重視する必要はありません。

スマホとヘッドホンの間にケーブルを通したくないなら、Bluetooth接続のH30iやQ20iが候補です。両機種には3.5mm AUXケーブルも付属しているため、無線だけで使うのか、有線も併用するのかを考えて選べます。ただし、AUX接続時に使える機能はBluetooth接続時と異なります。

H30iとQ20iの充電端子はどちらもUSB Type-Cですが、製品仕様では充電端子として案内されています。「USB-C端子がある」ことだけで、パソコンからUSB経由で音を聴ける製品だとは判断しないでください。購入時は、充電の接続と音声の接続を分けて見るのがポイントです。

音質は数値だけで順位を付けず、装着感も一緒に見る

音質は数値だけで順位を付けず、装着感も一緒に見る

音質を重視しても、ドライバーの大きさだけで4機種の優劣を決めるのは避けたいところです。オーディオテクニカの解説では、音を発する部分をドライバーと呼び、ハウジングの構造や振動板の素材によっても聴こえ方が大きく変わると説明しています。仕様の一項目だけでは、製品全体の音の違いを表せません。

たとえば、MDR-ZX110は30mm、HA-RZ510とH30i、Q20iは40mmのドライバーを採用しています。この数値は構成を比べる材料ですが、「40mmだから30mmより好みの音」とまでは言えません。

この記事でも音質の順位は付けず、接続方法や装着構造、音の調整機能を選択の手掛かりにしています。

装着方法にも注目しましょう。オンイヤーは耳に載せるタイプ、オーバーイヤーは耳を覆うイヤーパッドを備えたタイプです。H30iはオンイヤーヘッドホンとして案内されています。耳を覆う形を想像して買うと違いが出るため、軽さだけでなく、パッドがどこに当たる構造かも見たい点です。

また、HA-RZ510は布製イヤーパッドと頭を支えるヘッドパッド、H30iはクッション性の高いイヤーパッドを採用しています。重さを比べたうえで、肌に触れる部分や頭に合わせる仕組みも候補ごとに確認しましょう。試せる場合は、音の好みと耳まわりの当たり方を一緒に確かめると、選ぶ基準が具体的になります。

通話とノイズキャンセリングは、接続方法ごとの条件を確認

通話にも使うなら、「内蔵マイクがあるか」に加えて「どの接続で使うか」が大切です。H30iはAUXケーブル接続時に内蔵マイクと本体ボタンを使えません。Q20iもAUX接続では内蔵マイクやボタン操作に加え、ノイズキャンセリングと外音取り込みが使えなくなります。

ただし、これを「有線接続では通話自体ができない」と読み替えるのは正確ではありません。両機種の公式FAQでは、同梱AUXケーブルにはマイクがなく、接続機器側のマイクを使って通話できると案内されています。パソコンで会議に使うなら、声を拾うのがヘッドホンなのかパソコンなのかまで考えて選んでください。

ゲームをしながら通話する用途も、音楽鑑賞だけとは分けて考えたいところです。H30iとQ20iのFAQは、Bluetoothで通話を優先すると音楽再生の帯域幅が制限され、ゲーム中の通話で音質低下を感じることがあると説明しています。

音楽を聴くための条件と、ゲーム音と会話を同時に使う条件を同じに扱わないことが大切です。

ノイズキャンセリングが必要なら、この4機種ではQ20iが候補です。メーカーは、搭載マイクで周囲の騒音を検知し、自動車や飛行機のエンジン音などの低周波ノイズを除去する機能として説明しています。一方、FAQでは周波数帯によって効果を感じにくい場合があると案内。

人の話し声まで聞こえなくなることを期待して選ぶ機能ではありません。

安いヘッドホンおすすめ4選|用途ごとの購入候補

ソニー MDR-ZX110|2,000円台で折りたためる有線モデル

まず価格を抑えたい方には、ソニーのMDR-ZX110が候補です。ソニーストアの表示価格は税込2,420円。音声入力はステレオミニプラグの有線方式で、質量はコードを除いて約120gです。今回の4機種では、本体の公表重量が最も軽いモデルに当たります。

特徴は、ハウジングを簡単に折りたためるクイック折りたたみ機構です。自宅だけで使うのか、バッグに入れて持ち歩くのかで迷っているなら、この収納方法を見ておきましょう。低価格の有線モデルでも、持ち運ぶための構造を備えている点が購入理由になります。

コードは約1.2mのY型で、入力プラグはL型。表面に細かな溝を設け、からみの原因となる摩擦を低減するセレーションコードを採用しています。単に「安いから」と決める前に、コードの長さと取り回しが、自分の机や持ち歩き方に合うかを考えてみてください。

テレビから離れて座る用途では、約1.2mという長さが判断点になります。付属の延長コードを重視するなら、次のHA-RZ510も比較対象です。MDR-ZX110は、短めのコードで届く範囲で聴きたい方や、折りたたみと軽さを重視する方へおすすめします。

JVC HA-RZ510|延長コード付きで自宅のテレビ用に

JVC HA-RZ510|延長コード付きで自宅のテレビ用に

自宅のテレビや映画鑑賞が中心なら、JVCのステレオヘッドホン HA-RZ510を検討できます。JVCケンウッドストアの表示価格は税込3,850円。片側から出る1.2mのコードと、付属の2.3m延長コードが特徴です。

JVCも延長コードを大画面テレビの視聴時などに便利な付属品として案内しています。接続は直径3.5mmのステレオミニプラグ。テレビ用に買う場合は、テレビ側の対応端子と、そこから座る位置までの距離を照らし合わせてください。コードと延長コードを分けて使える構成なので、近くの機器につなぐ場面も考えられます。

装着部分は、頭を支えるヘッドパッドと布製イヤーパッドを採用。ハウジングが全方向へ動き、頭の形状に合わせるツイストアクション機構も備えています。本体の質量はコードを除いて194g。軽さだけを優先するMDR-ZX110とは、装着部分の構造や付属コードを比べて選びたいモデルです。

なお、JVCケンウッドストアの販売ページには、商品は新品良品でも、箱に在庫時・輸送時のダメージがある場合があると記載されています。この販売条件を含めて検討してください。自分用と贈り物では、箱の状態をどの程度重視するかも変わります。

Soundcore H30i|長時間再生を重視するワイヤレス候補

ワイヤレスを選びたい方には、AnkerのSoundcore H30iが候補です。公式オンラインストアの表示価格は税込5,490円。Bluetooth 5.3に対応する、約183gのオンイヤーヘッドホンです。アクティブノイズキャンセリングには対応していません。

Anker Soundcore H30i を探す

魅力は最大70時間の音楽再生です。ただし、再生可能時間は音量や使用環境によって異なります。「必ず70時間使える」という意味ではなく、長時間再生を重視するときの比較値として捉えましょう。充電の間隔を重視するなら、この最大再生時間が選ぶ手掛かりになります。

イヤーカップは90度折りたためる構造で、クッション性の高いイヤーパッドを採用しています。耳に載せるオンイヤー型なので、耳全体を覆う形が欲しい方は装着方法の違いを意識してください。価格と重さだけでなく、持ち運ぶときの形と耳への当たり方まで含めて検討したい1台です。

公式FAQではマルチポイント接続も案内されています。1台目で音楽を再生中に2台目へ着信があった場合、ボタンで応答し、通話終了後に1台目の音楽再生を再開する使い方です。複数の機器を使う方は、こうした切り替えも選択材料になります。

一方、防水規格には対応していないため、防水・防汗を求める用途では条件を満たすか慎重に判断しましょう。

Soundcore Q20i|7,000円以内でノイズキャンセリングも欲しい方へ

Soundcore Q20i|7,000円以内でノイズキャンセリングも欲しい方へ

ノイズキャンセリングまで欲しいなら、AnkerのSoundcore Q20iが候補です。公式オンラインストアの表示価格は税込6,990円で、重さは約246g。H30iより予算を上げる理由は、低周波の騒音を抑える機能や、外音取り込みなどのモードが必要かどうかにあります。

再生時間は通常モードで最大60時間、ノイズキャンセリング使用時は最大40時間です。騒音対策を使う予定なら、比較すべき数字は最大40時間のほう。音量や使用環境で変わるため、通常モードの最大値だけを見て決めないようにしましょう。

Soundcoreアプリでは、22種類のイコライザープリセットから好みの音質を選べます。ノイズキャンセリング・標準・外音取り込みの切り替えにも対応。音の設定を選びたい方には、この調整機能も購入理由になります。

ただし、SoundcoreアプリはDAP機器、つまりデジタルオーディオプレイヤーには非対応です。

スマホとパソコンを併用する方には、同時に2台へ接続できるマルチポイントも便利な仕様です。ただし、一度に再生できるのはどちらか1台のみ。2台の音を同時に聴くための機能ではありません。スマホの音楽とパソコンの会議など、使う機器を切り替えたい場合の候補になります。

もう一つ、ハイレゾ対応の条件はAUXケーブル接続時のみです。前述した有線接続時の機能制限と合わせて考える必要があります。「ハイレゾ対応」「ノイズキャンセリング対応」という二つの表示を、同じ接続で両方使える意味に受け取らないこと。

無線で騒音対策を使うのか、有線で音を聴くのか、主な使い方を決めて選びましょう。

安いヘッドホン選びのまとめ

この記事のまとめです。

  • 安いヘッドホンは、予算に加えて接続先と使う場所から選ぶ
  • 直販表示価格は2026年10月26日確認の税込本体額で、送料や割引・還元を含めず比較
  • 価格を抑えたいなら、税込2,420円で折りたためる有線のMDR-ZX110が候補
  • テレビ用には、1.2mコードと2.3m延長コードを備えるHA-RZ510が候補
  • H30iは税込5,490円、約183gのオンイヤー型で、ノイズキャンセリングには非対応
  • H30iの最大70時間再生は、音量や使用環境によって変わる比較値
  • Q20iは税込6,990円でノイズキャンセリング対応。ただし、話し声まで聞こえなくなるとは限らない
  • Q20iの再生時間は通常モードで最大60時間、ノイズキャンセリング使用時は最大40時間
  • H30iとQ20iはAUX接続時に内蔵マイクを使えず、通話には接続機器側のマイクを使用
  • Q20iはAUX接続時にノイズキャンセリングや外音取り込みを使えず、ハイレゾ対応もAUX接続時のみ
  • 音質はドライバー径だけで順位を付けず、装着方法やパッドの構造も合わせて検討
参考にした情報
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この記事を書いた人

音の道具が好きで、買い物には少し慎重。マイクやイヤホン選びを、予算・接続・置き場所から一緒に考えます。家で聴く・録る時間を心地よくするヒントをお届けします。

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